4月に観た映画
4月26日
うーむ。プロ野球が開幕したこともあって今月はほとんど観なかったなあ。
マネートレイン △
警官が現金輸送列車を襲うノンストップアクション、
という宣伝文句を鵜呑みにしたら大間違い。
普通は綿密に襲撃計画を立てて襲撃をするシーンが中心になると思うじゃないですか。
それがなかなか襲撃しないんですよ。
襲撃にいたる動機の部分に大半を費やしているという感じ。
襲撃シーンに大したアイデアが出なかったし、
時間的にも長くできなかったので、前振りを膨らましたという意地悪な見方もできます。
でも、実は襲撃シーンより前振りの方が面白かったりするから不思議なものです。
放火魔のエピソードとかね。
見終った後のカタルシスが低いのは、勧善懲悪物でもないし、
ピカレスクロマンにも徹し切れてないせいでしょうか。
ま、普通のノンストップアクションに飽きた人にはいいかもしれないです、
思いっきりの変化球って感じで。
フェア・ゲーム △
こちらは「マネートレイン」とは逆の思いっきりストレートなノンストップアクション。
とにかくシンディ・クロフォードとウイリアム・ボールドウィンが
正体不明の悪人集団から逃げまくるだけの映画。
逃げおおせたと思ったらすぐに見つかって襲われるということの繰り返し。
本当、息つく暇もありません。これを120分やられたらたまらないところですが、
90分とコンパクトにまとめてくれているので良心的です。
どうして列車に乗っているのがわかるのか、
なんとか湾と聞いただけで広いだろうにその湾のどこかわかってしまうのは何故か、
どうして敵の船に一直線に行けるのか、など疑問の数々もなんのその。
しかし、/usr/local/binにはパスを切っておくと思うけどな(^^)。
ま、シンディ・クロフォードがきれいなので全て許せてしまえる映画。
ウイリアム・ボールドウィンはスーパーマン過ぎますけど。