8月に観た映画


8月3日

イレイザー △

兵器製造企業の武器密売の秘密を知った女性を守るため 「証人保護プログラム」担当のシュワちゃんが闘う話。
やっぱりシュワルツェネッガーにはアクション映画が似合いますね。 アクションてんこ盛りで楽しむことができました。 両手に銃を抱える姿は「ターミネーター2」を髣髴とさせます。
ただしあまり頭のいい映画とは思えませんでした。 「証人保護プログラム」という面白そうな題材を扱っているのに、 その設定がうまく生かされていないように感じました。 あれでは単なるボディガードではないですか。 ちなみに「証人保護プログラム」とは、 裁判などで証言する人の身を守るためにその人を全くの別人に仕立て上げるシステム。 つまり「あなたの過去消します」。タイトルの「イレイザー」はそこから来ています。 もうひとつ悪人を消す人という意味もありますけど。 そういえばウーピー・ゴールドバーグも「天使にラブソングを」で 証人保護プログラムによって尼さんになったのでしたっけ。
最初の方の襲撃場面で面白そうな武器が出てきて期待させますが、 結局電磁銃だけで最後まで押し通します。 敵は兵器製造会社なわけですから、 もう少しいろいろな武器を見せてくれても良さそうなものですが。
まあ、理屈抜きで楽しんでください。「トゥルー・ライズ」よりは好きだな。

8月11日

お徳な2本立て。前日よく眠っていないと体力的にきついですねえ(笑)。

悪魔のような女 △

悪魔のような学園理事長をその妻と愛人が殺してしまうが、 というサスペンスもの。
愛人がシャロン・ストーンで妻がイザベル・アジャーニ。 期待しないで観たせいか楽しめました。 結末も深読みしたためか裏の裏をかかれた感じです。 普通ああいう展開でああはならないよねえ。

恋する泥棒

絵画を盗んだケチな泥棒とその恋人。絵画を取り引きするために別荘地に滞在し、 というロマンティックコメディかな。
泥棒の恋人にサンドラ・ブロック。はっきり言ってそれだけの映画ですねえ。 主演女優がマイナーな人だったら、日本未公開だったに違いない。 最初の3分の1はウトウトしてしまいました。

8月12日

サロンシネマ、月曜日はメンズデーで入場料金1000円。 ちなみにレディースデーは金曜日。

ユージュアルサスペクツ ○

貨物船爆破事件。引き寄せられるように集まったワルたち。 全てを裏で操るカイザー・ソゼとは何者か?というミステリもの。
ミステリとしては反則スレスレですが、こりゃあ面白い。リピーターが出るのも納得。 ちゃんとヒントが提示されているかどうか、ビデオが出たら確かめねば。 ミステリ映画好きは必見の一作。