3月に観た映画

すいません。映画に割ける時間があまりないのです。

3月2日

身代金 △

子供が誘拐される話。
ロン・ハワード監督といえば「バックドラフト」や「アポロ13」などハズレがない という印象。この作品もしっかりした作りになっていると思います。 お金の受け渡しのために受け渡し人をあちこち引っ張り回すのは今や常套手段。 一番意外な展開になるはずの父親の反撃は予告編で既にネタばれ。 それに対する犯人の対応は予想通りのもの。とまあ、予定調和の話なのですが、 それは私の観方が悪いのであって、 誘拐された子供の両親に感情移入しながら観るとよいでしょう。 でも父親があんな無茶しちゃ感情移入できん(苦笑)。

3月8日

ダンテズ・ピーク △

火山が噴火する話。
やっぱ、「ツイスター」を引き合いに出したくなっちゃいますよねえ。 竜巻の次は火山ですか。 「ツイスター」の場合は主人公が好んで危険に飛び込んでいくので 同情の余地がなくあまりハラハラできなかったのですが、 この映画の場合、その点問題はなくハラハラできました (でも主人公が途中で死ぬはずないからなあ)。 竜巻の方が映像的には見栄えがいいような気がしました。 いずれにせよ、劇場で観るべき映画でしょうね。灰でホコリっぽい映画でした(笑)。

3月20日

マーズ・アタック! △

火星人が地球に攻めてくる話。
「インデペンデンス・デイ(ID4)」と比較され、 評論家(映画マニア?)にはこちらの方が上と言われている映画です。 「ID4」は話はともかく映像的にはリアルさを出そうとしているのに対して、 こっちは手作り感覚というかわざと偽モノ臭さを出しています。 くるくる回る円盤の安っぽいこと。 「エド・ウッド」を撮ったティム・バートン監督の確信犯的犯行。 リアリティを薄めることで人の死さえも笑いにできる。そんな感じでしょうか。 感動はないですけどね。