11月に観た映画


11月2日

 ワーナーマイカルシネマズ広島へ初めて行ってきました。 市内中心部(八丁堀界隈)の映画館へ行く時は 廿日市市から広電の電車に乗って行きます。 ワーナーマイカルシネマズは市内中心部からはちょっと外れの段原地区。 段原地区へ行くにはJR広島駅までJR電車で行って、 駅前からバスで段原中央(だったか?)まで。 自宅からおよそ1時間強かかりました。10時ちょっと過ぎ、 SATYは開店直後。あまり客がいなくて、 「おいおいオープン直後なのにこんなんで大丈夫かい」と思いました。
 映画館は6階。入場券売り場・フード売り場・入口・ グッズ(パンフレットなど)売り場と並んでいます。 入場券の購入。マイカルのホームページに割引券があったので、 それをプリントアウトしたものを窓口に出すと、 窓口のおねえちゃんが珍しそうに見ていました。 完全入替制なので入場券には何時の回かが印刷されています。 入口で制服を着たおねえちゃんに切符をモギってもらい、中へ。 7つの映画館が並んでおります。以後、 入口から出て再び入る時は半券が必要となります。 トイレや売店は入口の外なので、御注意を。
 さて、一番奥の劇場へ。シートは固め。ドリンクボックス付き。 観客は10人以下。朝1とはいえ、あまりの不入りではないかい? そんなにマイナーな映画ではないと思いますけど。 上映開始。音響はいいんでしょうね。始まってすぐに数秒間音が切れたけど。 後ろにべちゃくちゃしゃべりながら観ている夫婦がいたので、 むちゃムカついた。 上映前に「上映中のおしゃべりは他のお客さまの迷惑になりますので、 御遠慮ください」とわざわざ出ていたのに。 その夫婦は上映開始後に入ってきたのでありました。
 上映終了後、映画館の外に出ると、朝とはうって変わって多くの客が。 食堂には待ち行列ができていました。 ただ、映画館にはやはりそれほど待ちの客はいなかったような...。 まだこの映画館はそれほど世間の人々に認知されていないのではと思いました。 で、観た映画は、

陰謀のセオリー △

記憶喪失のタクシー運転手のメル・ギブソンは新聞の様々な記事から陰謀をかぎつけ (たと本人は思い込んでいる)、 それを客に話したり、瓦版を作って配ったりしていた。 そんな彼が密かに恋するのは司法省の弁護士ジュリア・ロバーツ。 ある日、メルは何者から連れ去られ拷問にかけられる。命カラガラ逃げ出すメル。 彼が陰謀をかぎつけたせいなのか。ジュリアを巻き込み、メルの運命やいかに、 というサスペンス映画。
面白いんだけど、全て平均点という感じでした。 隠されている陰謀が「ふ〜ん、そう」という程度のもので、 そのあたりが弱いのかな? 私の頭が悪いせいかも知れませんが、 記憶喪失のメルがどの時点でどこまで思い出しているのか、 この物語が始まる前に敵がメルを始末していなかったのは何故か (それじゃ映画にならない(笑))、など色々な疑問が残りました。 平気で自宅に戻る神経もわからんしなあ。

11月3日

東京日和 ○

写真家島津とその妻ヨーコの愛情物語。
時間がゆっくり流れていくような、 そのためか映画の長さはそれなりに感じたのですが、 それが苦痛ではなく、終ってしまうのが惜しくなるような、そんな映画でした。 時間の長さを苦痛に感じなかった最大の理由は、 心の病を持っていると思われるヨーコの感情の爆発が最初の方で描かれることで、 いつまたヨーコがキレてしまうのか最後まで心配しながら観ていたからでしょう。
島津役はこの映画の監督でもある竹中直人。ヨーコ役は中山美穂。 中山美穂は「Love Letter」の時もきれいだったけど、 今回もホントきれいでした。
その他、映画監督の周防正行、塚本晋也、森田芳光らがチョイ役で出演。 周防監督は痩せたベンガル、塚本監督は若いイッセー尾形という感じでした、 顔が(笑)。

11月15日

イベント・ホライゾン

冥王星付近で消息を断った宇宙船イベント・ホライゾン号が7年後、 突然姿を現した。救助に向かった宇宙船の乗組員がそこで見たものは.... というSFホラー映画。
これって正確に言うとSFオカルト映画ですね。 ネタバレ気味ですが、そのつもりで観に行った方が無難だと思いますので。 ゲロゲロなのが嫌いな人には向かないと思います。
恐かったのは恐かったのですが、 登場人物の誰に感情移入してよいのか途中でわからなくなっちゃいました。

11月22日

朝、雨が降っていたので映画に行きましたが、昼過ぎには雨はやんでいました。 野球の練習はやったのでしょうか?

ラヂオの時間 ○

ラジオドラマの生放送。女優のワガママから台本にほんの些細な変更が....。 しかし、この変更が台本全体へ変更の嵐を呼ぶ、 というコメディ映画。
脚本家として有名な三谷幸喜氏が初めて監督した映画。 「やっぱり猫が好き」「王様のレストラン」「古畑任三郎」とか結構好きです。 この映画も面白いです。要するにドミノ倒しの面白さですね。 できれば観客が多い時間帯に観に行った方がいいと思います。 日曜日の午後とかですね。大勢で観た方が爆笑度が高まるに違いありません。

フェイク

潜入捜査官のジョニー・デップが ギャングのアル・パチーノにとりいって捜査する話。
潜入捜査官ってのは大変ですね。別人になりすまして、 家族に会うのもままならないわけですから。 仲間に入れてもらうのに悪いことをしないといけなかったりするし。 バレるとまずいしねえ。この映画を見ると、そういう大変さがわかります。
もう少し泣ける映画かと思っていましたが、そうでもありませんでした。 「ラヂオの時間」からハシゴしたにもかかわらず、眠くなりませんでした。 緊張感のある映画だったと思います。

11月29日

エアフォース・ワン ○

米国大統領専用機「エアフォース・ワン」がテロリストにハイジャックされた。 妻と娘をはじめ、多くの人質を取られた大統領ハリソン・フォードが闘う、 というアクション映画。
息もつかせぬノンストップアクション。 ジャック・ライアンが大統領になったような話とでも言いましょうか(笑)。 あんなに簡単にハイジャックに成功していいのかとか、 その割にその後のテロリストの計画がズサン (着陸とか最初に逃げられたりするとこ) だとか、ラストのCGがいまいちだとか、 いろいろ文句はあるのですが、力技に押し切られたというところです。 人間ドラマ的には国家と家族の間で揺れる大統領の心情が見所。