1月に観た映画


1月15日

ピースメーカー △

ロシアで核兵器が盗まれた。それを追う核兵器の専門家ニコール・キッドマンと 情報将校ジョージ・クルーニー、というアクション映画。
あまり期待していなかったせいか楽しめました。 動機に民族紛争問題が絡んでいるのですが、結局は私怨。 しかも逆怨みとしか思えませんでした。 アメリカ映画なので、そう思えるように作ってあるのは当然かも知れません (「アメリカに対する怒りはごもっとも」という風には作れない)。
主人公コンビは理論派と行動派。 ステレオタイプといえばそうかも知れませんが、結構いいコンビ。 ニコール・キッドマンは凛々しくていいですね。

p.s. 「これは誰かねえ?」と現地の人にビデオを観てもらわなかったのかねえ。
p.p.s.全員で上に上がるんじゃなくて、何人か出入口に見張りを追いとけよ。


1月24日

HANA−BI ○

死期の迫る妻。事件で半身不随になってしまった同僚。 刑事のとった行動は。ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した北野武監督作品。
冷たい空気が画面の中に流れている感じがしました。 それは画面の青っぽさのせいで、 パンフレットを見ると、キタノ・ブルーと呼ばれているそうです。 何かもっといろいろ書きたいような気がするんですが、 また今度。

ミミック △

ゴキブリ駆除の昆虫を遺伝子操作で作ったがその昆虫が進化して、 というモンスター映画。
モンスター誕生の経緯には工夫が感じられました。 2時間弱をハラハラドキドキできましたし、気色悪いものも見せてもらえました。 なんとなく「エイリアン2」っぽかったです。