2月に観た映画


2月1日

G.I.ジェーン △

女性軍人のデミ・ムーアがシールズ入隊への苛酷な訓練に耐えて頑張る話。
とにかくデミががんばっています。 彼女は女シルベスタ・スタローンを目指しているに違いないっす。 私ならばあんなひどい訓練させられたら最初の20分でリタイアです。
話の組み立てとしては「トップガン」かなあという感じ。
この映画のテーマになっていると思われる女性差別についても 考えさせられましたが、これといった結論は出せません。 ただ、「女なのにそこまでやるか〜」と思っていること自体が問題かも(^^;。

2月8日

ブレーキ・ダウン △

夫婦の乗った自動車が故障。周りは砂漠。 妻は通りがかりのトラックに乗せてもらって 数キロ先のレストランで待つことになった。 夫は故障を直してレストランに行ったが妻は来ていないという。 はて?という話。
ミステリ仕立ての序盤が良いです。 アクション映画なので中盤以降が力技になってしまうのは 仕方ないことかも知れません。
私も自家用車に乗っていますが、 故障して止まってしまったらどうしようと時々思います。

ゲーム ○

会社重役で金持ちのマイケル・ダグラスは、 弟ショーン・ペンから誕生日プレゼントとしてCRS社を紹介される。 CRS社はそれぞれの人にあったゲームを提供する会社だが、 マイケル・ダグラスに贈られたゲームは生と死をかけた恐ろしいゲームだった、 というサスペンス映画。
さわりの粗筋を聞いて「トータル・リコール」みたいな話なのかなと 思っていましたが、これはテレビで時々やってる「あれ」....。 あ〜あ、結末が書きた〜い。恐くはありませんでしたが、面白かったです。

2月22日

フル・モンティ △

失業中の男たちが一獲千金を夢見て、男性ストリップに挑戦するというコメディ映画。
面白いし元気が出てきそうな映画でした。 お金がないからストリップっていうのは安易な気がしますが、 「じゃあおまえできるか」と言われればできないです。
スカッとしても良さそうな映画だったのにモヤモヤしたものが残ったのは、 結局、ストリップショーの観客がヒヤカシや物珍しさで来ているからなんですよ。 主人公たちは踊りを一所懸命練習するわけなんですけど、 観客は努力の結果としてのダンスなんて、おそらく見ていないと思うんです。 その虚しさを感じてしまいました。 いわゆるサクセスストーリーとしてこの映画をとらえると、 そのあたりが素直に「良かった!」と言えない点です。